【速報】日経平均株価が史上最高値を更新　4万4200円突破

日経平均が4万4200円台に到達　史上最高値を更新

11日午前の東京株式市場で、日経平均株価がついに4万4200円台を突破し、取引時間中の史上最高値を更新しました。これまでの最高値をわずかに上回り、日本株市場の勢いを象徴する動きとなっています。
投資家の間では「節目を超えたことで、さらに上昇基調が強まるのでは」との見方も広がっています。

今回の上昇を主導したのは、やはり半導体株。米国市場でハイテク株が大きく買われた流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心に買い注文が膨らみました。
生成AIやデータセンター需要拡大といった世界的なテーマが追い風となり、国内半導体メーカーや装置関連企業に資金が集中しています。

7日に現職総理大臣が辞任を表明したことを受け、次期政権への政策期待が高まっています。加えて、米国では利下げ期待が強まっており、金融市場全体に「リスク選好ムード」が漂っている状況です。
こうした外部環境と国内の政治的な転換点が重なり、日経平均の大幅な上昇を後押ししました。

市場関係者の中には「日経平均の上昇ペースは速すぎるため、短期的な調整は避けられない」との声もあります。一方で、「米国株が堅調である限り、日本株が大きく下落する可能性は低い」と冷静に分析する専門家も。
つまり、短期的には揺れ動くものの、中長期的には強い上昇トレンドが続く可能性があります。

投資家の関心はすでに次の節目である4万5000円突破に移りつつあります。半導体株の動向や利下げ期待が続くかどうかがカギとなりそうです。
世界的な金融緩和の流れやAI関連需要の強さが維持されれば、さらなる史上最高値更新も視野に入ってきます。